(主な症状の種類とチェック方法)

ノイローゼは現在では神経症とか不安障害と呼ばれることが多くなっている精神的な症状になります。

最近では、さらに進化して不安症と呼ぶようになっているという情報もあります。

しかし、名称は変わっても、その元になる症状は一緒だと思います。

つまり、けっして新しい症状が出てきたということではありませんので、この点は誤解しないようにした方が良いと思います。

なお、現在でも、まだノイローゼという言葉を使う症状は、いくつかありますので、このサイトでは、これらの症状について解説をしてみたいと思います。

ただ、基本的にノイローゼは神経症や不安障害と同一の症状になりますので、いわゆる対人恐怖症(赤面症や視線恐怖など)や社会不安障害、強迫神経症、不安神経症、パニック障害もノイローゼに含まれる症状だと言って良いと思います。

しかし、今は、これらに症状はノイローゼと別に扱われることが、ほとんどだと思います。

なお、今回、取り上げさせていただく症状も基本的には神経症や不安障害と同じ原因から起こっているものですから、それぞれの症状だけに目を向け、これを薬で治そうとする方向では根本的な治療にはならないと思います。

つまり、ノイローゼは神経症や不安障害と同様に、もともと脳や神経の異常から起こる病気ではないからなのです。
つまり、神経質性格という内的要因を持った人が誤った認識に引きずられ、気分本位のマイナスの行動を繰り返すことで起こるようになった、いわば、マイナスの癖から起こる症状だと言えるのです。

ですから、SSRIなどの抗うつ薬や抗不安薬といった薬によってノイローゼの症状を表面的に押さえ込んだとしても、この根本原因であるマイナスの癖が直らない限り根本的な改善には結びつかないと言えるのです。

しかし、森田療法などの精神療法により、このマイナスの癖となっている根本原因を治療していけば、SSRIなどの抗うつ薬や抗不安薬といった薬を飲まなくても、充分、症状を改善し克服していけるものなのです。

ですから、今、ノイローゼの症状で精神科や心療内科の病院に通われ、薬による治療をしている方は、一度、治療方向を見直してみることも大切だと思います。



<主な症状のチェック項目>

1.育児に伴うストレスから抑うつ状態になっている状態。
 (育児ノイローゼ
2.自分がエイズに感染していたらどうしようと不安になっている状態。
 (エイズノイローゼ
3.高校や大学の受験のストレスから抑うつ状態に陥ってしまう状態。
 (受験ノイローゼ
4.自分が癌になったのではないかと感じ落ち込んだり不安になっている。
 (癌ノイローゼ
5.食べ物がつまっているとか、とげが刺さっているなど喉の違和感が気になる。
 (咽喉頭ノイローゼ
6.タバコの臭いや猫の臭いなど、身の回りの臭いが異常に気になってしまう状態。
 (臭いノイローゼ
7.自分の汗や息などが臭いように思えて、電車やバスにも乗れない。
 (自己臭ノイローゼ
8.就職活動が上手くいかず、落ち込んでしまう状態。
 (就活ノイローゼ
9.妊娠している奥さんの体や心のことを色々と心配し悩んでしまう状態。
 (妊娠ノイローゼ
10.子犬を育てている時に、病気などのことで、いろいろ悩んでしまう状態。
 (育犬ノイローゼ




あなたが今、上に書いてあるようなノイローゼの症状で悩んでいるのであれば、具体的な悩みをお聞かせ頂ければ、私の経験から少しはアドバイスできると思いますので、もしよろしければ、下記の要領でメールを送って下さい。

なお、メールのタイトルを「ノイローゼ問合せ」として、下記の質問の回答を記入し、メールで送って下さい。   

@年齢
Aあなたの性格を簡単に書いて下さい。
B今、一番辛い症状は何ですか。
C病院に行かれたことのある人は、
  病院での診断結果を簡単に書いて下さい。
D平均的な一日の過ごし方を簡単に書いて下さい。

Mail Address hiro19530915@yahoo.co.jp



(参考:かつてノイローゼに含まれていた症状の解説1)

赤面症

これはは赤面恐怖症とも言われる対人恐怖症の代表的な症状であり、かつてはノイローゼに含まれていた症状になります。

具体的には人前で顔が赤くなってしまうことで悩む症状になります。

赤くなる場所は耳たぶ、頬、首筋、うなじと色々ですが、これらが赤くなることで周りの人から変に思われると感じ、悩んでしまうものです。

また、赤面症の場合は赤くなることと同時に汗をかくことも多いものです。

そして、この汗を沢山かいてしまうことの方が悩みになっている人も多いものなのです。

これは多汗症と言われている症状になりますが、これも対人恐怖症に良く見られる症状になります。

なお、赤面症の症状が起こる状況というのは学校の教室の中とか、朝礼で並んでいる時など、多くの人の目が向けられるような時が多いものです。

ただ、中には一対一の状況の時でも赤面症の症状が起こることがあります。

これは特に異性間に置いて多く見られるものですが、自分の好みのタイプの男性や女性と話している時などに顔が赤くなってしまうことで悩んでいる人も多いものなのです。

そして、赤面症の症状が強くなっている時は、こういう好みのタイプの異性ではなくても条件反射的に顔が赤くなってしまうことがあるものなのです。

そして、このために、相手から好意を持っていると誤解されたらどうしようと、別の意味で悩んでいることもあります。

また、これは赤面症に限らず対人恐怖症全般に言えることですが、症状が強くなっている時は、本来、症状が起こらなくても良いような状況でも症状が出てきてしまうことが多いものなのです。

赤面症に悩んでいる人の中には親兄弟に対しても症状が出てしまう人もいるものです。

中には自分の家で飼っている犬に対して症状が出てしまうという例もあります。

赤面症は本来、自分の苦手な相手とか自分にとって影響が大きいと思われる相手(上司や先生、年の近い異性など)に起こりやすいものなのですが、症状が強くなっている時は、どんな相手に対しても条件反射的に赤面の症状が出てしまうものなのです。

そして、このために精神的な原因から来るものではなく皮膚の異常ではないかと誤解してしまうことも多いと思います。

しかし、こういう状態でも、充分、対人恐怖症の症状の一つとしての赤面症の症状だと言えるのです。



(参考:かつてノイローゼに含まれていた症状の解説2)

視線恐怖

これはは視線恐怖症とも言われますが、対人恐怖症の代表的な症状であり、かつては赤面症と同様にノイローゼに含まれていた症状になります。

視線恐怖によく見られる症状は、人の視線が気になり、ぎこちなくなってしまうという形で現れてきます。

人目が気になり、金縛りにあったように身動きが取れず窮屈になってしまうと表現されることも多いです。

このように人目が気になってしまうのが、他者視線恐怖と言われている症状ですが、これとは正反対に自分の視線が気になってしまうことも多いものなのです。

これは自己視線恐怖とか脇見恐怖と言われている症状になります。

具体的には、男性の場合であれば若い女性の胸や太股に視線が向いてしまい、このことで周りの人から変に思われるのではないかと感じてしまう状態になります。

このように見てはいけないような所に目が行ってしまうことで側にいる人から変に思われると感じるのが脇見恐怖と言われている症状になります。

自己視線恐怖の場合は、表情恐怖と言われている症状に近くなりますが、自分の目つきがイヤらしいとか怒っているように見えるとか感じ、相手から変に思われているように感じてしまう場合になります。

また、自己視線恐怖に近い症状に正視恐怖と言われている症状があります。

これは人と面と向かって話している時に、相手の顔を見られないとか、目のやり場にこまってしまうという形で現れてきます。

この正視恐怖の症状は視線恐怖の中でも多く見られる症状ではないかと思います。

育児ノイローゼになり、抑うつ状態になっている時なども劣等感や「後ろめたさ」を強くしているために人目が気になりやすい状態になっているのではないかと思います。

この場合は他者視線恐怖の症状になると思いますが、育児ノイローゼや臭いノイローゼの場合は他者視線恐怖の症状も同時に感じていることが多いのではないかと思います。







最終更新日 2017.10.15